アルツハイマー病から性差の考察・・・
先日友人の娘さんが尋ねてきた。彼女は都内の有名大学病院で看護婦をしている・・・何故かアルツハイマー病には明らかに性差があり、女性が男性の約1.5倍の発病率であるとの話を伺った。確かにウェブを検索しても同じことが書かれていた・・・・
更にウェブで調べていたら、学歴による発病率は、男性では変化が無いのに、女性の場合は低学歴者は高学歴者に比べて、約4.5倍になっている・・・
そして、結論として・・・「教育歴は臨床的な痴呆を示す閾値に達する時期を遅らせる生物的能力の1つのマーカーである」という意見(教育して、神経細胞のネットワークを増やした分だけ、脳の細胞が減っても症状が出るまでに多少時間的な猶予がもらえるという考え方)が最も妥当なようです。・・・・と結んでいた・・・・
Kozyはこの話を聞いて思い出すのは、バイリンガルの人は老化のするスピードが遅いと言うことである・・・・つまり、バイリンガルとは言葉に対して通常の人の二倍前後の神経ネットワークを持つと同時に、言葉の裏にある文化の違いも整理されていることにより、通常の人に比べて、大幅に広い神経ネットワークをこの点では持っていると解釈できる・・・
一方、最近の若い女性のアルツハイマー病の発症が時々話題になるが・・・男性においては教育暦による差が無いことを考えると、単純に普段から頭を使えばアルツハイマー病を発病しにくくなるとは言いがたいのである・・・・
ある年齢を超えて、つまり閉経に伴い女性ホルモンが急激に低下することにより、脳内の情報伝達物質の減少が発生して、神経ネットワークが衰退していくことも考えられるが、Kozyは、一つの仮説として、25歳までにどれだけ多くの広く深い経験をしてきたのかにも依存するのではないかと捉えている・・・・
もっと掘り下げて説明すると、たとえば低学歴の女性の場合は、中学校での社会への反発により高校にも行かない、または、高校での反発により、または、女性特有のいじめ経験より、集団の愚かさの脅威を感じて、大学にも進学しない・・・・現代社会においては経済的な問題より、自分を受け入れてくれる小さな仲間集団への傾倒が、自分の世界を小さくしていく・・・・
この裏には、過度な理想主義に陥ることにより現実への拒絶反応が存在するのではないだろうか・・・性差としては、女性は男性に比べて観察能力が大幅に大きいが故に、良い事も悪いこともよく見えてしまう・・・
また、女性の思春期は、女性ホルモンが充分に製造されていない・・・女性ホルモンは精神安定剤としても使用されるものであり、男性以上に大きな不安を感じ取ってしまう・・・
これらの経験より多くの女性は、嫌なもの、怖いもの、つまり、心のエネルギーを減退させるものには目を向けない、ある意味では知恵を習得している人が多い・・・それが故に失恋での立ち直りが女性は非常に早く男性は尾を引いてしまう・・・・
また、個人的な若いときの経験から言うと、25歳を過ぎた女性は自分の価値観を変えようとしない頑固さがあり、非常に口説きにくい・・・・
男性は観察力が低いが故に、痛い思いをするまで気がつかない特徴があるが、女性は、その兆候を早く察知して回避する術を持っている・・・
一見すると、女性の方が知恵を持っているとも言い得るが、この知恵の判断基準と中長期への展望への理解力は、25歳ごろに脳内の最後のメイン回路として脳内に形成されるものであり、その判断基準と展開性への理解は現実の社会においてはきわめて不十分なものである・・・・・
ところが男性は、鈍感が故に痛い思いをするまでの経験を積むことが出来るが故に、25歳までに培われた判断基準と展開性への理解の、ケースバイケースでの深耕の機会が多い。それ故、脳内の神経ネットワークの拡大拡充がなされていく・・・・
女性においては25歳までにどれだけ広く深い経験をするかということも大事であるが、むしろ、机上の学問を通じて物事の見方および捉え方を広めることが出来得るのではないだろうか・・・教育効果についても男女の性差があるきがしてならない・・・・・
また、多くの男性は理解していないと危惧するが、女性は論理的なメカニズムについて強い探究心を持っており、感情だけでなく理論的に納得したがる・・・このような論理化は心の安らぎを深める・・・
欧米の失恋の歌の詩を見ていても、男性の方が理論的整理が出来ていない。しかし、女性は見事にポイントをついている歌詞が多い・・・Kozyが若いときに、失恋を重ねるたびに男性は優しくなり、女性は強くなる・・・との整理をしたことがある・・・・・
心理学と脳科学の勉強をしてみると、鈍感な男性には人の情動のメカニズムの多様性の理解、女性には論理的な理解へのベストな方法が恋愛なのかもしれない・・・そして、男女とも本当のありのままの自分を認める機会にもなり、ありのままで居られる素晴らしさを学ぶ試練の場が恋愛なのではないだろうか・・・・
このように考えると、実学の習得の多さがアルツハイマー病の早期の発病予防には一番効果があるのかもしれない・・・・実学の説明はこの前の記事を参照して欲しい・・・


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