新入社員教育の根幹・・・新入社員へのメッセイジ・・・
Kozyが新入社員を向かい入れたときに必ず言っている話がある・・・一般メディアでは差別用語になる為にいえない言葉であるが、“自分自身が精神的なかたわだと自覚して仕事に取り組んでください”・・・もちろん、この後その意味を説明する・・・
日本においては、小学校の私立は少ないので、公立小学校に入学したでしょう、少なくとも同じ学区の中に住んでいる全ての層の家庭のご子息と知り合いになり、交流を重ねる・・・しかし、全ての層とは言っても、地元の地域の中でも限定された(山の手と下町は文化が異なる)人達の可能性もあり、当然、日本全国で言えばある種の地域文化の影響下の人達である・・・
最近は中学校から私立に入学する人も多い、中高一貫校に入学する人も多いでしょう・・・この時点で地元の地域の中で私立に行く人達の親は経済的に裕福な層が多くなるでしょう・・・つまり、収入による選別化が為されている・・・また、総じてサラリーマンと商家では、教育への捉え方も異なってくる・・・・高校入学も同じです・・・
ましてや、大学入学となると自分の教科の得て不得手、そして、将来なりたいこと等により、学科を選択して、さらに細分化されていく・・・公立か私立にするかは同時に親の金銭的余裕と教育への熱の入れ方にも依存しても、細分化されていく・・・・
この様にして、一流大学を卒業した人達が、更に馬の合う人達と仲間を構成して、その仲間の価値観に縛られていくのが人間であり、当然同世代だけを考えてみても、価値観の偏りが存在する・・・企業に入ると、色んな世代の人がおり、当然世代間の価値観の異なりは必然的に形成されている・・・育った地域の文化的な影響も存在する・・・・
これらは否定できない事実である・・・だから、“自分は精神的なかたわとの自覚が必要になる”・・・ましてや、社会人としては一年生であり、先ずは、言われたことに素直に取り組んで欲しい・・・・との短い話をする・・・・
何とならば、この様に絶対必要で大事な基本姿勢に関するオリエンテーションをどこもしていなかったからである・・・これは企業社会に入り仕事に取り組む大事な基本姿勢なのである・・・・
また、紀元前の昔から、アリストテレスは、「服従することを一度も学んだことがない者は、よい司令官にはなれない」と明言をしている・・・この意味は、もっと深い意味がある・・・反発して生意気な姿勢で仕事に取り組んでいると、服従することを通じてしか理解の出来ない、見えない圧力、見えない苦汁の体験的な理解は出来ない・・・こ
の理解なしには、最大の効果を挙げる司令官にはなれない・・・・
ジンギスハンは、自分の軍隊を作る時に、隊長には体力に自身のある猛者は任命しないとのルールを作った、そして、優れた戦闘能力を持つ猛者達を近衛兵とした・・・だから、強い軍隊を作れたという側面があるのである・・・・
また、仕事においては、目の前の仕事に没頭しない限りその仕事の本質は見えない・・・また、関係する人達の見えない苦悩は理解できない・・・以前も紹介したが、“Knowing-Doing Gap”にて報告されているように、理性上は遣らなくてはいけないことを理解していても、見えない恐怖感により、人間は情動に支配されやすいので、実行に移せない・・・この仕事の本質への理解が出来ない・・・・・
これらのことを理解して仕事に取り組むのが仕事への基本姿勢であり、この先に、自分の遣りたいこと、キャリアプランという考えが初めてもてるのである・・・・これが現実であり、このことを理解して入社する人は皆無に近いと理解している・・・だから、現実から乖離した妄想に囚われている新入社員は、当然三年間も我慢できないで退社していく・・・・理論的には当然の帰結であると捉えている・・・人事の怠慢でしかない・・・
Kozyのもとで働いた新入社員で三年以内で辞めた人は誰もいない・・・・自己成長は多様な価値観の習得と理性だけで人間は動かないという、ある意味では、不条理への理解なしでは、達成できない・・・・・
更に、上述したことへの効率的な理解と自己成長を高める為には、新入社員教育の中で次の二つの講義をすることが大事になる・・・
1.人間の成長のメカニズムとその中で、自分の立ち居地はどこにあるのかを認識させること・・・
詳細説明は何度もアップロードしているので、省くが、社会に出るまでの自分は、謂わば、“裸の王様”の童話のように、自分を守ってくれる人達からの知識と宮殿の中での生活経験だけで、一般の絶対多数派の人々の実学と実体験を知らない・・・これが学生時代なのである・・・
そして、人間は25歳で肉体だけでなく脳の成長も終わる、この脳の成長とは脳内のメイン回路として、中長期の展望をもって瞬時に判断をする回路が出来上がり、これがメイン回路の構築としては最後になる・・・それまでは短期的な展望だけで判断をしている・・・だから若い時は種々のことに取り組める・・・情熱だけで取り組める・・・
しかし、これらの回路の判断基準は、情動というそれまでの限られて浅い経験に基づいた判断基準の回路と理性の回路とのダンスをして、この情動は恐怖感に置き換えるのが正しいが、ダンスが上手く踊れない、つまり、シナジーが生まれない場合は行動には移せない・・・・・・
つまり、25歳を過ぎると頭が固くなる・・・恐怖感が自動的に起動してしまい、中長期的視点で理性的に必要だと理解しても、行動が伴わなくなる・・・また、未熟な知識と経験に基づく、自分の心を自分らしさだと勘違いをしてしまう・・・そして、自分らしく生きたいとの罠に陥ってしまうのである・・・・この一歩手前までが第一の人生である・・・
25歳からの人生は、間違った、または、間違っている可能性の高い曖昧な自分の価値観という、謂わば、奴隷と同じように重い鉄球に、自分の足を鎖でつながれている状態の始まりなのです・・・だから、多くの人が、現実を受け入れられなくて病んでいくのです・・・・この鎖を解く方法を学び実行していくのが第二の人生です・・・
また、米国では以前から、“Temporary Staff = Temporary Slave”つまり、人材派遣の仕事は一時的な奴隷でしかないと云われているにも拘らず、正しい目的意識ももたずに、一時の自由さに流されていく・・・そして、病んでいく・・・・
この鎖を解くことが出来た人が第三の人生を迎える・・・脳はこの様にして、第二の人生での発達という課題を与えている・・・また、鎖を解く方法論を与えてくれるのが仕事の場であり、修練の場でもあるのです・・・・
2.三つの視点としての三つの目の熟成方法
自分の視点としての第一の目、周り社会の視点としての第二の目、第一の目と第二の目は、両方が常に必要です・・・ストレスの多い人は、第二の目が存在してない、または、広く深い経験の不足から、あまりにも未熟である・・・また、カッときてしまう人は、第一の目に囚われているということです・・・
第三の目は、第一の目と第二の目のどちらが正しいという二者択一でなく、この状況であるべき答えは何なのか常に考える目なのです・・・第一の目と第二の目、そして、第三の目は相互に影響し合い、効率的な自己成長を可能にします・・・・
そして、三つの目はどんどん熟成していく・・・この熟成がまた、組織をポジティブな自己学習する組織、また、良い影響を与え合う組織に変えていきます・・・だから、大きな成果に結びつくのです・・・少なくとも大企業においては、一人で出来る仕事はないのです・・・
また、新入社員教育の最後にグループ・セラピーの手法の一つを利用して、回りに如何見られるかの気づきを得る為の演習も効果的でしょう・・・
詳細は省いていますが、この二つの講演を行うべきです・・・もし、未熟な社員が多ければ、新入社員以外にも講演を行うべきでしょう・・・・
以上


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